誰にでも可能な気密・断熱性能アップ

三井ホームで家を建てる人に、あきれられているのではないかと思われる当ブログ(汗

そもそも、三井ホームで真の高気密を達成するのは難しく、サイト名に!?をつけている次第で…

まあ、気分を変えてたまにはお気楽に!?  三井ホームに限らず、全棟C値測定を行っていないメーカーで確実に気密・断熱性能をアップする方法を書いてみます。



① 窓の数を減らす、小さくする

たとえAPW430を使っても、窓の性能は壁の性能を上回ることができません。窓を極力減らしましょ・・・ とは言うものの、窓が減ると暗くなるので、減らす窓を考えます。南面の窓は日射取得に有用なので、庇をつけて夏の熱射対策をすればマイナス要素が少ないですし、場合によってプラスの方が大きくなります。うちは、今住んでいる家が西日に悩まされたので、新居の西側窓は小さいのが1個のみです(^^;



② 窓の種類を考える

引き違い窓をできるだけ無くします。縦滑り・横滑り・ドレーキップ等の気密が取れる窓にします。換気に使う可能性が低い窓はfixに。掃き出し窓をやめて、fix+テラスドアにするなど、外観や利便性を気にしなければ性能を上げる手段はあります。

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③ 総2階にする

家の容積に対する表面積を減らします。立方体に近づくほど、表面積がへるので。平屋より2階建て、下屋があるより総2階が断熱的に優位です。また、構造がシンプルになるので気密的にも難しい点が減ります。



④ 勝手口を作らない

ドアは断熱的には弱いです。また勝手口に土間を作ると、気密的にも気を遣う部分が増えます。家の導線にもよりますが、「少し便利かな」というくらいなら、間違いなくない方がよいです。(防犯性もアップします)



⑤ ビルトインガレージをあきらめる

ビルトインガレージは室外です。ガレージの分、家の表面積が増えるので、ビルトインでない方が断熱的には優位です。



⑥ 外壁に面する部分にコンセントを作らない

断熱材が入る部分にコンセントを作ると、気密コンセントカバー等による気密を取る作業が必要になります(きちんとできればよいのですが…)。また、スイッチや太陽光発電のコントローラー等も同様に外壁側にない方が良いです。これらも頑張りすぎると利便性に影響がでますので、ほどほどにするしかないのですが・・・ 設置するかどうか悩む場合には、思い切って場所を移すか「無し」にしましょう。あるいはふかし壁を作り、その裏に配線を通すことで気密作業をなくす方法もあります。



でね。こんなこと突き詰めていくと、何のために家を建てるのかがわからなくなってくるので、妥協できるところを考える必要があります。

結局、ある程度コストをかけないと、利便性やデザインを犠牲にすることなく性能アップすることは難しいです。さらに、C値測定を行っていないメーカーで気密を取ろうと思うと、それなりに現場の確認という努力も必要になります。

新居の建築前に、どの部分の断熱強化をすれば良いのかを書きましたが、コストはかかりますがお勧めなのは窓の強化です。樹脂サッシ(できれば樹脂スペーサー)か木製サッシであれば、トリプルサッシにこだわらなくても良いです。樹脂サッシをお勧めするのは、APWを入れても窓枠はそれなりに冷えるというのがわかったからです(赤外線レーザー温度測定器を購入し計測)。実際に住んでみて冬場の評価ができるのは、今から1年後になりますが・・・



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コメント

  1. 寒冷地の住民 より:

    いつも大変参考にさせて頂いております。三井ホームで建築中のものです。
    私も、担当営業と建築士に細かすぎる要望をして若干呆れられています。(私の不勉強も多くありますが…)

    二点質問があります。

    1.何故基礎断熱を採用しなかったのかを教えて頂きたいです。
    2.風呂・トイレ・(小生の家は基礎断熱のため)床下換気・レンジフード
    上記4つは排気のために外壁を貫通した排気口が設けられておりますが、排気パイピングダクトを統合して、一つの排気口にする方が気密・断熱的にも良いのかと妄想していますが、どうでしょう?

    お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いします。

    • むらやん より:

      ブログを見ていただき、ありがとうございます! ご質問の件、あくまで素人の回答になりますが。
      1.当方は堺市で比較的温暖地のため、シロアリが怖かったというのがメインの理由です(範囲が広くなればなるほど、リスクが高くなりますので)。また結果としてですが当地域で基礎断熱は、やり慣れていなかったようで、玄関は同時打ちさえままならない状態でした。床下換気に関しても、ガラリ等の話をしても通じませんでしたので、地域的に三井ホームでは難しいのが印象でした。寒冷地で換気ができていれば、換気空間が増える以外は有利な点の方が多いように思います。
      2.空調をデンソーの全館空調で顕熱にしましたので、レンジフード以外は排気口が1箇所にまとまりました。レンジフードはたぶん一緒にすることができないと思います。理由は、排気量が格段に多く排気管内が陽圧になる可能性があるためで、それ以外の換気に影響がでると思います。全館空調を選べない地域であれば、スティーベル等のセントラル換気の顕熱型を選ぶことができればよいのですが…

  2. しゅーしゅー より:

    やっぱり窓ですね~
    我が家は2014年の標準仕様ですが、熱貫流率は2.33です。
    APWを調べたら、0.9なのですね。すごいです!
    住んでみると2.33だと窓の近くは寒いです。
    我が家の場合、窓からの熱損失が25パーセントなので、
    お金がかかっても窓にはこだわるべきでした。
    我が家は内外の温度差が20度くらいで結露が始まりますが、
    これだと全く結露無しが期待できそうですね!
    あと床にも不満がありますので、
    次に建てることがあったら窓と床にもこだわります。

    • むらやん より:

      コメントありがとうございます!
      APW430の熱貫流率はかなり良好です(^^)
      問題は、北海道で生産されるため、輸送費がかかることですね…
      我が家は、子供の越境通学の問題で引っ越しできる時期が先になり、気密・断熱関係の事を調べることができたのが結果としてこだわりになりました。
      実際の住み心地にどれくらいの差があるのかは、同じ条件で見ることができないのでなかなか難しいですが、お金をかけたというバイアスをなるべくかけずに見ていきたいと思います。