三井ホームに依頼した一般的でないオプション(気密編)②

気密編の続きです。



④すき間というすき間をウレタンフォームやシーラントで塞ぐ。

DSPの連結部は良くできています。しかし、それ以外の場所のつなぎ目には、通常の工事施行過程が必要になります。どこまで気密に留意して施工して頂けているかというと、関東以西ではなかなか厳しいものがあります。もうね、特殊工事のコストが結構なものなので(ほぼ人件費)、こちらとしても気が付いたところを徹底的に指摘し、改善してもらおうと思います! でも、先張りシートとかは無理なんやろな。

一番大きなポイントは次に記載しますが、まず窓と玄関ドアの取り付け部のすき間はシーラントを入れてもらいます。土台の気密工事施行部分では、基礎と気密パッキンロングと土台の間(表面で)を防蟻ウレタンフォームで埋めます。DSPは良くできていますが、DSPと外壁との間はウレタンフォームを入れた方がベターでしょう。

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あと、三井ホームでどうしてもすき間ができる部分があります。これは仕様なのですが、いわゆるツーバラといわれる構造部分です。三井では完成された一定の大きさのパネルで運び、釘で連結します。このパネルの枠組みは精度が上がっても木材の収縮があるため、どうしても土台側で合わせるとパネル間ですき間が生じます。石膏ボードを張る前に室内のすき間から外壁側を見ると、ネコ土台のつなぎ目から外が見えるところもありますよ!?

さらに、湿式の外壁工法を採用する三井ホームでは、外壁の通気工法を用いています。これは外壁側では気密が取りにくい構造になっています。要は、気密は室内側の気密シートにかなり依存しています。少しでも気密を上げるため、また熱橋を少なくするため、このツーバラ部分のすき間はぜひ埋めたいのです(特殊工事です。セルフではさせてもらえません)。そして、気密シート(ベーパーバリア)0.2mmはここにも関係するのです。少しでも気密を保つために必要です。外壁をサイディングにすれば、気密と通気に関する安心感が増しますが、三井ホームっぽさが減少します(あくまで個人的意見)。

このツーバラ部分を貫く釘が厄介者なのです。枠組みの厚さと必要な釘の太さのバランスで、長い釘を用いなければならず(変更不可)コレが突き抜けてしまうのです。外壁に面する壁には断熱材が入るため、釘が突き抜けた部分で断熱材が袋ごと圧迫され、すき間ができてしまいます。なるべくしっかり断熱材をいれてもらうほか、ありません。対策としては、ロックウールを袋から出すか袋から出した一部のロックウールをすき間に詰め込むかでしょうか。やってくれるのかはわかりません… 一瞬、アイシネンも頭をよぎりましたが、断熱性能が下がったものしか使用できなくなったため、壁を2×8にしたくなってしまいます(アイシネンの勝手なイメージですが、気密の優位性と地震に対する柔軟性が良いです。おすすめですが、採用できるかは確認していません。気密の能力を考えると数値以上の断熱性能が期待できそうです)。

ちなみに袋入りロックウール、嫌いではありません。ただ、三井ホームでは施工性の問題のみでの採用になっています(?)。 ちゃんと耳を使って気密を上げて欲しいのですが、ツーバラ部分の釘や石膏ボードの釘やなんやらがあるので、「釘だらけになるから耳を重ねて施工するのは無理。側面への固定になる」との返答でした。ほんまか?? あと、思い出しましたが、一番の問題点は石膏ボードのチリが合いにくいのが理由とのことでした。

釘について、もう一つ。ツーバラ部分に使用する釘は突き抜けていた(上棟時の工事現場見学会にて)ことから考えると、ZN90の釘であったと思います。目視で1cmほどは抜けていたのですが、なぜ突き抜けるのでしょう? ZN90はその名の通り90mm弱の長さがあります。これはツーバイ工法で都合の良い長さで、2インチの厚みの木材を2枚つなぐと、丁度突き抜けない長さになります。突き抜けるということは、ツーバラ部分の枠組みのつなぎ合わせは2インチではなさそうですね。ここら辺は、後日確認してみます。



実は、地鎮祭前になって三井ホームともめることがあり、その際に工事担当からでた言葉にツーバラに対する究極の対応が見えた気がしました。それは、間口の狭い土地では、場合によって「パネルで運べない」可能性がある、とのことでした。要は通常の枠組み壁工法が使えるとのことでは? それとも、同じものを組み立てるだけかな? 前者であればかなり期待できますが、どなたか確認してみてください!?



何か解決しきっていないような気もするし、なんのフォローにもなっていない感じですが… ツーバラ等の不安があったために三井ホームをやめようかと考えていた少しマニアな方で、この記事で三井にお願いしたくなったよって方は、紹介制度の利用で応援して下さいな!!(紹介制度の記事を参考にしてください) よろしくお願いします。



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コメント

  1. さとるパパ より:

    釘の突き抜けについて、2×4材の厚みは実際の乾燥材では1.5×3.5インチ(38x89mm)なので、2本合わせて90mmの釘を打つと1cmは突き抜けます。突き抜けることで釘打ちの失敗がないか確認できるメリットもあります。

    • むらやん より:

      ご指摘ありがとうございます!
      乾燥材のサイズであれば、突き抜けるのですね! 完全にうっかりしていました(ちゃんと調べないとダメですね)。
      抜ける長さは目測どおり、1cm少々ですね。まだ確認はできていないのですが、断熱材ですき間を埋めるのは難しい気がしてきたので、別の対策を取ろうかと考えています(断熱材をわけてもらい、実験?予定です)。
      打ち間違いが無いかがわかりやすい、とは現場監督も話していました。メリットとデメリットの大なり小なりで考えると、釘の頭でも確認できそうかなぁとか考えてしまいます。
      そして一瞬、オリジナルで釘を作ってもらおうとも考えましたが、規格で決まっているために変更は不可能なようです。

  2. OKUDA より:

    三井ホーム で検討してます。教えてください、「ツーバラ」ってなんだか教えてください。お願いします。

    • むらやん より:

      返信が遅くなり、すみません。
      三井ホームの工法はいわゆる2×4のオリジナルではありません。建築の際に効率を上げるため、ツーバイ材と合板を打ち付けた状態で運ばれてきて、土台の上に組み上げていきます。その際どうしてもツーバイ材同士が隣り合う部分で隙間が生じる可能性があります。(我が家の場合、気にならない部分もあれば、隙間から室外の光が見える部分までありました)
      どの大手ハウスメーカーでも揉め事はあると思いますが、とある訴訟になった人が三井ホームのツーバイをバラけている様子から「ツーバラ」と揶揄していたのを流用しました。
      ただ、この形式は職人の技能の差を埋める事ができ工期も短くなるため、良い面もあります。強度も私は問題ないと思います。
      突き抜けた釘によってできる断熱欠損は、袋入りロックウールを使う限り問題にならないレベルの欠損でした。
      きっちりとツーバイ工法を施工でき、気密が取れ、デザインが納得できる工務店があれば良いのですが… 我が家は大手の安心感と安定性を取り、気密はやれる事を頑張ってみた次第です。